虎女住庵の跡

虎は平塚宿の遊女夜叉王と宮内判官家長との間の娘であり、大磯の長者のもとで遊女になりました。虎17歳の時、20歳の曽我十郎と出会い恋仲になり妾となりました。その後、十郎と弟の五郎は父の敵討ちを果たしますが、討死してしまいます。曽我兄弟死後、虎は19歳で出家し兄弟鎮魂の廻国行脚した後、大磯に帰り高麗山北側の山の下で、現在の「東光寺観音堂」横の空き地の部分に庵を結びました。虎女はここにで供養に明け暮れる日々を過ごし、64歳の生涯を終えたとされています。

 

基本情報

正式名称
虎女住庵の跡
住所・所在地 〒254-0911 神奈川県平塚市山下399
アクセス
平塚駅北口下車 神奈中バス 平33系統松岩寺行き
平36系統二宮駅行き 下万田下車200m

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